kitsuneno88の日記

グレーゾーンの診断をされた狐野が書く、徒然日記です。

衝動性と自傷行為、自分を好きになりきれない

お久しぶりです、狐野です。

 

さて前回に引き続き物騒なタイトルなんですが、自傷行為とひと口に言ってもその種類はさまざまかと思います。

わたしの場合は、アトピー性皮膚炎もあって、皮膚を血が出ても掻き続ける、でした。

思い返すと、嫌なことがあったりうまくいかないと掻きむしっていたように思います。その辺の記憶はものすごく朧げですけど(笑)

仕事をするようになってから程なくして、中学生の頃の同級生から連絡があり、一時期◯ュー◯◯イズの商品を使っていた時期がありました。アトピーなのをその同級生が覚えていたのか、効果があるからとシャンプーやサプリを勧められて購入したりしていました。

サプリを飲んでいると赤みや痒みが肌に出て、飲む以前よりも症状が悪化した時期もありましたが、好転反応だと言われしばらく続けていました。恋人ができた頃まで続けていた覚えがあるので、11年ほど前でしょうか。私を鼠講の一部にしたかったのだと気づいていても、アトピーが良くなるなら…!としばらくは続けていました。

安くはない商品を買いにわざわざ東京の本社に行ったり、通販で頼んだりしているのがだんだん面倒になり、さらに恋人に変に思われたくない…と、やめた後は医者の薬で治療し、今はほぼほぼ痒みとは縁遠くなりました。時期により痒みがないとは言えませんが、むやみに掻きむしることはなくなりました。

 

ひと昔前は痒みは痛みの弱い感覚と思われていたらしいのですが、最近の研究で、痒みを感じる専用のセンサーのようなものがあり、そのセンサーが痒み物質に反応する以外に、肌の乾燥で誤作動することがあるのだと判明したようです(トリセツって番組を一度見ただけなので、この説明はわりとうろ覚えです。すみません…!)。

 

痒みを感じるという点で、内臓が原因なこともあるようですが、私は主にストレスが原因だと思います。

誰かと会話している時に、嫌なことを言われたりすると、その場を荒立てたくない場合はそれをスルーしたり、遠回しに注意したりする事になるかと思うのですが、その我慢がストレスになり、皮膚の痒みとなって現れることがあるのではないかと思います。

我慢だけではなく、何かを思い出せないとか、ちょっとしたストレスは、内部の不調まではいかず、痒みセンサーが反応するような気がします。ほぼ私の体感的な話になってしまいますが、肌が1番外側にある空気に直接触れている部分なので、あり得るかなと思ったりします。こちらもどこかで既出でしたら申し訳ございません。

肌に合う繊維がどうという話もあり、アトピー持ちの私は気にかけることがありますが、自然素材が痒くならないかといえばそんなこともなく、肌触りがよくチクチクしたりしなければ化学繊維でも全く痒くないこともよくあります。アトピー性皮膚炎にヒートテックは敵だ!と言われがちですが、着ていても痒みに悩まされたことはほとんどないですね。汗に反応して発熱するように作られているので、汗ばむと痒くなることはあるのですが、夏に何の布もない首元に汗をかくと痒くなるのでヒートテックのせいかと言われると可能性は低い気がします。あくまで私の場合にはなりますが…

 

痒いと掻きたい衝動に駆られ、赴くままに掻いていた時代もありました。肌が痒そうに赤く、少し腫れていたりする、掻くとまた痒みが増して薬を塗って治るころまた痒くなっての繰り返しで、とても辛かったのを覚えています。

ですがある時、何故そう思ったのかは忘れてしまいましたが、肌を掻きむしることは自傷行為と変わらないのではないだろうか?と思ったのです。リストカットほど精神を病んでる印象もなく、ただ病気なんだな、と見られることが多いと思いますが、ある意味、アトピー性皮膚炎もストレスや、心の病が原因にあるのではないかと思いました。

そう思ってからは、自分を傷つけるのはやめようと、肌が荒れるほど掻きむしることはなくなりました。蚊に刺されたりストレスを感じて掻いてしまうこともあり、ゼロではありませんが、昔に比べたらほぼゼロと言っても過言ではないほど、掻くことで肌が荒れることはなくなりました。ストレスを感じた時など、自覚出来ずにうっかり掻いてしまうこともありますが、そういう時は薬を塗れば翌日には気にならなくなる程度のやつで済んでます。

自分で痒いより痛い方がマシだーと自暴自棄に近い状態で掻く、ってことは本当に無くなりました。

 

ストレスを受けることがあっても、それを紙に書き出したり、スマホに打ち込んだりして他の方法でストレスを発散させることができるようになり、夏は半袖を着ても恥ずかしくなくなりました。

ADHDASDの特性もあり、生きづらさをたくさん体験していたであろう狐野少年は、さまざまなストレスが絶えず、掻かずにはいられなかったのかもしれません。

アトピーのせいで気持ち悪いと言われたり、同級生に避けられるようなことをされていたし、子供ながらに嫌な思いはたくさんしていたのだと思います。その時の感情は全く覚えてないんですけどね(笑)

そんなこともあり、自分を好きになりきれず、自分を大事にしないことが多いように思います。自分が嫌われるのは仕方ないと思っているのか、深層心理はよくわかりませんが、よく相方にケンカを売っているような言い方をしてしまうらしいです。それがADHDの衝動性と重なって、無意識に傷つけるような言い方をしていると指摘されることが多々あります。

その度自分のせいで相手を不快にしてした事に後から気がつかされて自己嫌悪、立ち直るまで最低でも30分はかかってしまいます(;_;)

こればかりはなかなか治りませんね…良い対策ご存知の方がいらしたら、教えていただけると助かります。

いろんな記事で、自分を愛して自分を大事にするのが幸せの第一歩とあったりしますが、それを実践するのは夢のまた夢と思うほど、何かにつけて失敗を繰り返す自分が好きになりきれません。

衝動性を自覚していても、全ての言葉を考えてから話すようにしたら会話が成り立たないくらい反応が遅れてしまうので、特に心の距離が近い人間には気を遣わずに話したいこともあり、赤の他人には言わないようなことも言ってしまう、ある種の甘えなのだと思うのです。

成績も良い方ではないし、思いつくことがよく他人に迷惑をかけるので、自分は馬鹿で使えない子なんだなと自覚していても、恋人から言われると、傷口に塩をこれでもかとかけられているようで立ち直れなくなりますよね…赤の他人に何言われても気にならなくはなりましたけど、関係が近い人に言われるのは辛いです。

 

極論かもしれないですが、人は皆何かしら凸凹があって、自分の才能や周りの環境で救われている人はその凸凹に気が付かずに生きていけるのではないかなと思ったりします。

環境にうまく適応できなかったり、周りの理解を得られなかったり、対策を自分で立てられなかったり、そういった巡り合わせが悪いと生きづらさとなって目に見えるのではないかと思います。

それに名前をつけて分類して、悩んでるのは貴方だけじゃないんだよ、と安心するための命名というか(流石にこれは飛躍しすぎかもしれないですね)。

相方も怒りをうまくコントロールできないだけでなく、もしかしたらどこかにものすごく苦手なことがあって、それを恥ずかしく思ったり自覚していないだけで、どこかそういう面もあるのかなと思うと、怒りもそこまで強い感情になって出てこないのです。

自分の出来なさ加減には、結構な頻度でイラつきますけどね(笑)

でも出来ないからこそ出来た時の喜びは大きいし、こうしてみようとか、ネットの知恵を拝借したりとか、なんとか生きる事に自信を持っていけたらいいなと思います。

私にしかできないことが、きっとある。と。

 

ずらずらと1番長い記事になりました。

3300文字以上は、活字が苦手な私には多くても、他の方にはそんなに多くないのでしょうか。そこらへんの感覚もわからないので何とも言えないですが、今回はこの辺で失礼します。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

またここでお会いできますように。