kitsuneno88の日記

グレーゾーンの診断をされた狐野が書く、徒然日記です。

適当を、本来の意味で…

お久しぶりです。

いつの間にか20日くらい経っていてびっくりしている狐野です。

 

適当という言葉は、適度に当てはまるという字の如く「ちょうどよく合うこと、ふさわしいこと、度合いがちょうどよいこと」など、本来は悪い言葉ではないのですが、最近は「適当にあしらう、これ適当にやっといて」などと言われると嫌なイメージを受けてしまいます。

言葉というのは使われているうちに悪い意味が付け加えられたり、違う解釈が広まり、それが一般的な用法に変わっていったりするものです。調子に乗る、気分がいい、気味がいい等々辞書を引くと悪い意味は書かれていていないのに、嫌味や挑発に使われる言葉になることもあり、そちらのイメージが強い方も多くいるのではないかなと思います。

私は言葉を正しい意味で使いたいし、嘘は吐きたくないのです。

ある日の仕事の報告書で「今日は機械の調子がよくて仕事がスムーズに進み、気分が良かったです」的な感じで書いたところ、それを見た上司に「気分がいいって何?嫌味?仕事軽くみてるの??」といった感じのことを言われてしまい、とても戸惑いました。

もちろん、全くそんなつもりもなく、素直な感想で気持ちよく仕事ができたのを「気分がいい」と書いたことで、誤解を受けたようでした。

辞書を引いてもいい意味として書かれていることが多いのに何故嫌味だと言われるのだろう?と疑問に思ったのを今でもハッキリと覚えています。

障害特性上、嫌味やお世辞、社交辞令、慇懃無礼になることが分からないため、コミュニケーションにはいつも悩まされます。

パートナーが嫌味っぽい言葉や喧嘩を売るような態度に敏感なこともあるので、言葉を発するのに気をつけなくてはいけないのですが、うっかり口にしてしまうと雰囲気が悪くなってしまうこともあり、何故理解できないのだろうと自分を責めたりもしてしまいます。

自分にはない感覚を覚えるのはなかなか骨が折れますが、1つでも多く身につけないと社会に馴染めないなぁと実感します。

嫌味やお世辞は、ドラマや漫画などで俯瞰で見ると理解できるのですが、自分が言われたり言う立場になると理解が追いつかないので困ることが多いです。

対処法としてはパターンで覚えていくしかないのかなとは思います。

人それぞれで感じ方も違いますし、ゲームをするような感覚で、この人はこの言葉に反応しやすいな…とその相手を攻略する様に考えるといいのかも知れません。

パートナーはどうもパターンが読めずなかなか実践はできてないですが、頑張って覚えていかねばと思います。

 

今回は、言葉を本来の意味で使うとあらぬ誤解を生むことがある、というお話しでした。

皆がみんな、言葉を同じ意味で捉えてくれたら楽なんですけど、育った環境や触れてきた作品などで感性が変化するので簡単にはいかないですが、試行錯誤しながら適応できるように頑張りましょう。

では今日はこのくらいにしておきます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

またこちらでお会いできますように。