空間認知能力の欠如
お久しぶりです。
狐野です。
まぁ、よくぶつかるし、躓きます。
自分では避けているつもりなのに、体がうまく操作できてない、って感じです。
特に自覚なく脳が疲れたりすると、足先まで脳波が届いてないみたいな感じだと思います。
感情の波が激しいけれど、事を荒立てたくない性格のため、自分の負の感情を我慢して普通に振る舞うようにするのですが、溜め込み過ぎると脳が酸欠状態になるような感覚です。
特に相方と歩いていると、よく躓くので、躓かないようによく見て歩け、と言われるんです。でもよく見てるつもりで見れてなかったり、うまく足を操作できてなかったりで、本当によく躓きます。
10分ほどの散歩で1回も躓かないことはないくらいなのです。
もういっそ、転けるほどじゃなければ実害がないし良いだろうと思うのですが、相方は転ぶかもしれないし、そんなの分からないんだから用心しろと言うので話が終息しません。
事を荒立てたくないのに、特性でもある融通の利かなさや、空気の読めなさが出てしまうのか、気をつけるとは言っても100%なんて無理だし、どうせまた躓くからとその場で適当に当たり障りのない会話にできないのです。そうなるとなんだか空気が悪い感じになるけど、家に帰ったら母とは普通に会話してニコニコしてるし、どういうこと?!?!となることもしばしば。
私の場合かも知れませんが、空間認知能力は、ストレスや体調でホルモンバランスが崩れると余計に低下してしまい、普段は避けられているところにぶつかるし、上り慣れている階段でも転けそうになるし、本当に厄介です。
車の運転なんて考えただけで大事故起こしそうで、とてもじゃないけど免許取ろうなんて思えません。まぁ、車自体にも興味がなかったので幸いかと思います。自分の体でさえしょっちゅうぶつけるのに、自分の体じゃないものを現実で操るなんて恐ろしすぎます…!
いつも出掛ける時に運転してくれる相方には、とても感謝しています。
助手席に乗っていると、左側ぶつからないように確認して、と言われることも多いですが、どこまでが大丈夫なのかもよく分かりません。近づいて来る車や自転車、通行人がどこまでならこっちが通れて、どこまで来たら通れないのか、そういう予測も苦手です。その他に標識や信号を確認したり、ウィンカーをつけたり、窓が曇ったらヒーターをオンにしたり、暗くなったらライトを点けたり、車の運転はマルチタスク過ぎて、私にはできそうにないなぁとしみじみ思います。
助手席に乗って補助(できてるのか謎ですが)してるだけで疲れてしまって、帰りに寝てしまうと、たまに知らない道を走ってると不安だから起きてて欲しい、と言われたり…疲れやすいこともあり、相手の思うように行動出来なくてサポートできないことは、自分でも不甲斐ないと思うこともあり、できるようになれたらいいなと思いつつ、特性な上たまにしかやらないことは慣れるのも難しいのです。
いっそ後ろの席に乗る方がいいのではと思ったりもするのですが、助手席のホールド感がないと車酔いしやすいこともあってなかなか実現には至らないのです。
かといって車に乗らずに生活するのも無理ですし、空間認知能力の向上はあまり望めない気がするので相方にはストレスをかけてしまうなぁと、日々申し訳ない気持ちになったりしています。
カウンセラーの先生には、特性として苦手なことの中には工夫してもうまく改善できないこともあり、仕方ないこともあって、申し訳ないと思うことはないと言われました。ですがこれは私の性格なのか、なかなかそう割り切れなくて、相方にもうまく伝えられず悩みは尽きません。
同じような悩みを少しでも共有して、悩んでるのは自分だけじゃないんだと思っていただけたら嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
またここでお会いできますように。