kitsuneno88の日記

グレーゾーンの診断をされた狐野が書く、徒然日記です。

【解釈】エンベロープ

どうも、狐野です。

今回は少し新たな試みです。

今期のドラマ、リエゾン-ごとものこころ診療所-は、少しでも発達障害という言葉を気に掛けたことがある方や、当事者の方々に注目されているかと思います。

そのエンディングテーマであるコブクロさんの「エンベロープ」、メロディや歌詞がさすがという言葉しか出てこないほど刺さりまくってしまったので、私がどんな風に感じて入れ込んでしまったかを書いてみようと思います。

メロディについては素人ですので控えて、歌詞のみの解釈ですが、ご興味がありましたら、是非最後までお読みいただけたらと思います。

 

こちらをご覧いただける方は、ご一読ください。

歌ネットさんから貼らせていただきました。

https://www.uta-net.com/song/331236/

リンク貼るのも初なので、うまくできてなかったらごめんなさい…!

以下おそらく非常に見にくいですが、「→」の左側が全て歌詞ですので、そちらを続けて読むと本来の歌詞です。ご参考までに。

 

歌詞というものは、メロディラインに乗せるために限られた文字数で、比喩や省略された言葉、その曲が発売される時期や、諸々の事情、情景、環境、風景、つくった時期のつくり手の心情等々、いろいろな要素を練りに練って考えてつくられた作品で、比喩だったり言葉通りだったりだと思います。この言葉をこう解釈した、言葉の前後にこういう言葉が入っているのかな?というところを()で囲み、それ以外は言葉通りに受け取っています。

勘違いがすげーなwと笑われても構わないです。

こう思ったら、涙が出てしまった、というだけのただの妄想みたいなものですので、不快な思いをされたらそっとページを閉じてくださって構いません。

興味がある方、共感してくださる方がいるのなら嬉しく思います。

以下解釈になります。

よろしくお願いします。(←?)

 

 

(青色)の欠けた→青から連想されるもの、冷静、青信号、正常、落ち着き

()色鉛筆を広げて→子供の頃、見える世界を描くのに渡されることが多い12色の

(海を描くあの子は 夕暮れが来るのを)→海は皆と同じように青く見えてはいるけれど、自分の色鉛筆には青色がないから、持っている色で描ける、夕暮れの色になるのを

()一人 笑顔で待っている→自分以外が皆、青色で描いていることに気がつかずに、焦ることもせずに

もし あの子に一つ渡すなら (青色のそれじゃなく)→海は青という多くの一般的な意見を押しつける色ではなく

()好きな色に 空が染まるまで→自分の色鉛筆で描ける

(寒くはないように)マフラーを→体だけではなく、心まで寒くならないように

時間だけが包み込む(色)→世界

(影の向きで 光を感じる)→影の向き=夕暮れの伸びた影=他の人より遅れたタイミングで、光を感じる=気がつく

 

(凹んだ心は 内側からしか戻せない)→障害のない人から傷つけられた心や傷は、自分で治して立ち直るしなかい

(ブリキの様な壁の中 守っている)から→ブリキのように外(他人)の世界が見えない壁の中で生きていて、凹んだところを戻したとしても新品のような綺麗な状態には戻らないけど必死に戻そうと頑張っている

(みんな一緒だと)思ってた   あの子はそうじゃないから→周りの様子に気がつくことも出来ずに自分が普通、みんなも同じくらい苦労しているのだと

シャボン玉の様な()心に→壊れやすくて繊細な

(乾いた)手で触れないで→生きづらさを感じていない何もない普通の

(同じ雨と 涙に濡れた)→同じ境遇、痛みを理解して泣いてくれた、涙を拭ってくれた

この指先でなら(運べる 壊さずに包み込んでいよう)→一緒に、壊さないように守って、痛みを理解して傷つかないように生きていこう

いつか君が (光を描く)日まで→未来を夢見る

 

きっと あの子が持ってる宝物は (鮮やかなそれ)じゃなく→色鉛筆=自分が持っている世界

(悲しい色)をぼかす消しゴム→たくさんしてきたツラい思い

(消えない思い出に)マフラーを→どんなにうまくできるように工夫してもツラい思い出はなくならない、思い出してまた心まで冷えて凍えてしまわないように

(優しい風を捕まえながら) 歩いて行け→自分に合った世界を自分のものにしながら

(自分色の空)へ→自分が生き生きと過ごせる世界

 

✳︎商品によって色がたくさんあったり、メーカーによって色味が違ったり、筆圧の強さで色の濃さを変えられたり、いろんな特徴のある色鉛筆を、個人の価値観や世界観に例えているようで、言葉の選び方がすごいなと思いました。

✳︎変な事言ってしまったり、たくさん失敗したり、工夫してみてもうまくいかなくて自分が嫌になったり、そんな消したい過去をたくさんたくさん抱えていることに対して、消しゴムを大事にしてるというのもとても綺麗な、他人を傷つけない表現で素敵だなと。

✳︎時間だけが包み込むというのも、時間は無情に流れるけれど、だからこそ全ての人に平等で差別のない、というふうに取れてとても良いなと思いました。

✳︎マフラーをかけるという言葉があることで1人じゃない、見守ってくれる人がいると思わせられ、当事者(あの子)からの視点と、親からの視点が混ざっていて、本当の理解者が少ない苦しみも滲んでるようで、名曲だなと感じました。

 

曲について詳しく検索したりはしていないので、他に解説してる方がいらして、内容が被っていたらごめんなさい。

当たり前のことも言ってるかもしれないですが、解説しないと気が済まなかったので、当たり前やろ!ってことも書いてますので悪しからず(^^;

特に参考にしたものはなく、ただ自分がこう思ったら涙が止まらなくなったという内容でした。

たくさん聴いているとさすがに毎回泣きはしませんが(^^;

 

ドラマはまだ4話なので、観ていく中でまた解釈が変わるかも知れませんが、今はこんな感じです。

 

曲ってただ流してるだけだと泣かなくても、歌詞の意味を考えてちゃんと聴くと、あ、これ私のことかも、歌詞を書いた方もこういう気持ちがわかる人なんだ、と思う涙が出ちゃうことも多いです。そういう曲が多くて、共感できるとそのアーティストさんのファンになったりするのだと思います。きっと。

 

感覚がズレている自覚はありますので、共感できない方はコメントで荒らしたり否定したりはお控えいただけたらと思います。

初の試みですので、不十分なところがあるかもしれないですが、ご容赦いただけますと幸いです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

またここでお会いできますように。